チタンなどでつくられた人工の歯根を顎の骨に埋め込み、骨と結合させ、それを土台に人工歯のセラミックを被せたインプラントは、機能性、耐久性、審美性を備えた歯として広く普及しつつあります。
より精度の高いインプラント治療を行うための手術に欠かせないサージカルガイドを導入。事前に行う検査を元にインプラントを正確な位置に埋入することで、インプラントの寿命をのばすことにもつながります。インプラントの寿命は、術後のメンテナンス状況にもよりますが、およそ10~15年といわれています。
インプラントは治療の期間と費用がブリッジや入れ歯よりもかかりますが、自分の歯と同じように噛めて食事ができるのは、インプラントだからこそです。インプラントの治療期間は、上顎が約9~11カ月、下顎は約6カ月が目安です。インプラントに必要な顎の骨量が足りない患者さまの場合は、骨量を増やすための骨造成術をおすすめしています。